大会長挨拶

大会長 末吉恒一郎

九州理学療法士学術大会2027 in 沖縄
大会長 末吉 恒一郎(大浜第二病院 / 沖縄県理学療法士協会 会長)

このたび、九州理学療法士学術大会2027 in 沖縄を、2027年11月20日・21日の2日間にわたり、沖縄コンベンションセンターにて開催できますことを大変光栄に存じます。開催にあたり、ご支援・ご協力を賜りました関係各位に心より御礼申し上げます。

本大会のテーマは、「共創と革新の時代へ ~地域とともに歩む理学療法の未来~」です。少子高齢化の進行、地域包括ケアシステムの深化、人材不足への対応、さらにはAIやデジタルヘルスの急速な発展など、私たち理学療法士を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした時代の中で、理学療法士には従来の専門領域にとどまらず、地域社会のさまざまな主体と連携しながら、新たな価値を創造していくことが期待されています。

「共創」とは、多職種、行政、教育機関、企業、そして地域住民の皆さまと手を携え、ともに地域課題の解決に取り組む姿勢を意味します。また「革新」とは、単なる技術導入ではなく、地域の文化や価値観を尊重しながら、理学療法の可能性を広げ、新たな実践や仕組みを生み出していく挑戦そのものを表しています。

開催地である沖縄は、多様な文化が融合し、地域に根ざした医療と健康づくりの実践が育まれてきた土地です。その豊かな地域性は、本大会テーマである「共創」を体現するものでもあります。九州・沖縄の理学療法士が一堂に会し、それぞれの知見や経験を共有しながら、未来の理学療法のあり方をともに考える絶好の機会になるものと確信しております。

本大会では、大会テーマに沿った基調講演をはじめ、運動器理学療法、レジスタンストレーニング、組織マネジメント、サイエンスコミュニケーション、地域活動、神経理学療法など、多彩なプログラムを企画しております。さらに、県民公開講座や機器展示を通じて、地域住民の皆さまにも理学療法の価値や可能性を広く知っていただく機会を提供し、理学療法への理解と関心を深めていただける場を設けております。

さらに、本大会は対面での活発な交流を大切にしながら、WEB参加も併用することで、離島を含む九州・沖縄地域の多くの皆さまが参加できる環境を整えております。地域や立場を超えた学びと交流が生まれ、新たな連携や挑戦につながることを願っております。

本大会が、参加される皆さま一人ひとりにとって新たな気づきと出会いの場となり、九州・沖縄における理学療法のさらなる発展につながることを心より願っております。沖縄の地で皆さまをお迎えできますことを楽しみにしております。

九州理学療法士学術大会2027 in 沖縄
大会長 末吉 恒一郎